2016/08/03
福島大が1年生を対象にしたインターンシップを始めたところ、学年の6割にあたる600人から応募があった、と朝日新聞(8/3)が報じた。同紙によれば、入学早々の「就職活動」は、早くから企業研究を始めたい学生の要望に応えるとともに、離職率を下げる効果も期待されている。1年生対象のインターンシップは今月上旬まで、2か月余りにわたって開かれる。
学生はコンピューター関連企業、旅館、酒造会社、テレビ局など22企業から1社を選び、半日の間、若手社員らとの懇談や事業所見学をする。福島大が学類を問わず、1年生約1000人に募集をかけたところ、約600人が参加を決めたという。人材育成を担う同大の今泉理絵・地域コーディネーターは「震災以降、復興のために県内で働きたいという学生は増えている。早くから企業を見たいと考えている」と分析する。