2017/11/30
新潟県立大が設置を計画している「国際経済学部国際経済学科(仮称)」について、県の有識者会議は11月29日、「意義や必要性は非常に高く、設置することが妥当」とする報告書を公表した。これを報じた朝日新聞(11/30)によれば、設置案では、新学部は国際経済コースと地域経済創生コースの予定。定員は90人程度。
情報分析力に加え、ロシア語や中国語などの語学力を身につけ、東アジアの経済に強い人材を育てるという。2020年4月の新設を目指している。有識者会議は、国際競争が激しさを増す中、県立大が育成をめざす人材の需要は高いと指摘し、他大学の経済学部との差別化もできていると評価。県立大志願者の主な併願先は県外の大学で、県内の他の大学への影響も小さいと判断した。