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京都大・大阪大:特色入試・適塾入試の2018年志願状況、ともに増加傾向にある

2017/12/04

 SAPIX YOZEMI GROUPWebサイト「京大研究室」において2017121日、2018 年度の京都大特色入試と大阪大世界適塾入試について志願状況などを掲載した。これを報じたリセマム(12/4)によれば、文科省発表による2010年度と比べ、国公立大でAO・推薦入試による入学割合が増えている現状なども解説している。

 京都大の特色入試は、募集人員135人に対し、547人が志願し、倍率は4.1倍。大学集計によると、前年度(2017年度)より志願者は174人増加し、倍率も1.1倍アップした。学部別では、文系学部の伸びが著しく、特に総合人間(前年度比27人増)、文(同32人増)、経済(同65人増)で大幅増となっている。一方、理系学部では農学部などで志願者減がみられた。3年目を迎えた2018年度の京都大特色入試は、全学部・学科に実施が拡大。医学科で推薦要件のTOEFL-iBTIELTSの基準スコアが削除されるなど、複数の学科で出願要件緩和の動きが出ている。大阪大の世界適塾入試は、募集人員309人に対し、562人が志願し、倍率は1.8倍。前年度より志願者が230人増えたものの、外国語学部の13専攻で志願者0人となったのをはじめ、経済学部0.8倍、工学部0.9倍と、3学部で志願倍率が1.0倍未満となった。

 

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